投稿者「daiheimaru」のアーカイブ

大平丸 2013年7月7日 水揚げ

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皆さんこんにちは。
昨晩は出港しました。

出現した魚は
スズキ、コノシロ、シログチ(イシモチ)、マアジ、マルアジ(アオアジ)アカカマス、タチウオ、サッパ、カタクチイワシ、サンマ、ウナギ(1)、マゴチ(1)、ヒイラギ、オキヒイラギ、ブリ(モジャコ)、イボダイ(幼魚)ツバクロエイ、アカエイ、トビエイ。

今日はモジャコが混じっていました。モジャコはブリの幼魚です。
ブリは小さい時は縞模様が入っています。(画像がなくて申し訳ないです)

またサンマ(画像1)が入りました。先日の個体は網にまいてきてしまったもので状態がわるかったですが、今日のはピカピカです。

今日は他にまた珍しい種類が穫れましたウナギ(画像2)です。天然ウナギは近年激減しています。沖では滅多に穫れることがないです。
意外にウナギは船橋港内でも釣れるんですよ。

乗組員 山本浩司

大平丸 2013年7月3日 水揚げ

皆様こんにちは。
昨晩は出港しました。

出現した魚は
スズキ、マダイ、イシダイ、コノシロ、カタクチイワシ、サッパ、アカカマス、タチウオ、イシモチ(シログチ)、ホウボウ、イボダイ、オキヒイラギ、マサバ、ギマ、テンジクダイ、ホタルジャコ、ダツ、ヒガンフグ、トラフグ、ホシザメ、ドチザメ、ツバクロエイ、アカエイ、トビエイ、シリヤケイカ。

昨晩は出港したものの時化で早くに帰港しました。
網はった数は三番。
三番とは三回網をはったということです。
網をしぼるのは大体20〜30分くらい。魚を運搬船にうつすのは魚の量によります。
少なければ数分、多ければ数時間にもおよびます。
その間はずっと動きっぱなしです。
東京湾はスズキの海、日本一の水揚げ量を誇ります。
夏が稼ぎ時で、この時期は平均約10番くらい網をはります。

今日は50cmくらいのイシダイが穫れました!わぉって感じでした。
画像がなくて申し訳ないです。

乗組員 山本浩司

大平丸 2013年7月1日 水揚げ

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皆さんこんにちは。
昨晩は出港しました。

出現した魚は
スズキ、アカカマス、カタクチイワシ、サッパ、コノシロ、ボラ、クロダイ、ヘダイ、アオアジ(マルアジ)、マアジ、マダイ、ヒガンフグ、ホウボウ、ヒガンフグ、ツバクロエイ、アカエイ、トビエイ、スルメイカ、シリヤケイカ、シバエビ。

マダイとマアジの小群をとらえました。マダイってゆうのは赤くて穫れるとやっぱりテンションあがります。

スズキの食欲旺盛です。
フッコサイズ(画像1)の胃袋からメゴチ47匹とカタクチイワシ1匹(画像2)出てきました。
一杯食べて体高も出てきました。ガッツリ餌食べて夏が旬のスズキです。

乗組員 山本浩司

大平丸 2013年6月30日 水揚げ

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皆様こんばんは。
昨晩は出港しました。

出現した魚は
スズキ、アカカマス、シログチ(イシモチ)、ボラ、ダツ、サッパ、カタクチイワシ、コノシロ、ヒイラギ、オキヒイラギ、タチウオ、テンジクダイ、アイゴ、ホタルジャコ、ヒガンフグ、イシダイ(1)コショウダイ(1)、クロウシノシタ(1)、ホシザメ、アカシュモクザメ(1)アカエイ、トビエイ、ツバクロエイ、シリヤケイカ、ヒイカ、シバエビ。

アイゴという魚も鰭に毒があります。食べれない魚ではないです。煮付けでうまい魚です。
私が今まで東京湾で見た毒のある魚(フグ以外)は、ゴンズイ、ソウシハギ、ハナミノカサゴ、アカエイ、トビエイ、ツバクロエイ、ホシエイ。そんなもんでしょうか。ヒイラギは図鑑に毒なしと書いてありますが、鰭が刺さると弱い痺れがしばらく続きます。
しかし人間は毒のある魚でも、毒のある部分を除去して食べてしまいます。なので食べれない魚なんてほとんどないんですね。
画像は今日とれたアカシュモクザメ(ハンマーヘッドシャーク)。可愛いサイズです(笑)

乗組員 山本浩司

大平丸 2013年6月28日 水揚げ

皆様こんにちは。
おとといの夜は出港しました。

出現した魚は
スズキ、コノシロ、サッパ、カタクチイワシ、ボラ、ヒイラギ、アカカマス、シログチ(イシモチ)、タチウオ、マルアジ(アオアジ)、アカエイ、ツバクロエイ、トビエイ、ホウボウ(幼魚)、イボダイ(幼魚)ダツ、ホシザメ、スルメイカ、ヒイカ、シリヤケイカ。

この日、同僚の豪さんがアカエイに刺されました。長靴を貫通してふくらはぎを刺されました。
運搬船で仕訳する時が結構危険です。
皆様、アカエイに刺された時は温めて、毒を出すようにしてくださいね。冷やしてはいけません。

乗組員 山本浩司

大平丸 2013年6月26日 水揚げ

皆さんこんにちは。
昨晩は出港しました。

出現した魚は
スズキ、シログチ(イシモチ)、アカカマス、タチウオ、ダツ、ヒイラギ、サヨリ、マイワシ(大羽)カタクチイワシ、サッパ、コノシロ、シロサバフグ、ヒガンフグ、マダイ(1)、ホシザメ、アカエイ、シリヤケイカ。

いいサイズのマイワシ(大羽)がポツリポツリ。
相模湾では群れでいるようです。
東京湾にも入ってきたのでしょうか。まとまって穫れると嬉しいのですが(^_^;)
この時期は入梅イワシといって重宝されます。
雨が降って川から海へ栄養塩がたっぷり流れて餌が豊富です。 
最近は船橋港出てわりとすぐにキラキラ光る夜行虫を目撃します。

乗組員 山本浩司

大平丸 2013年6月24日 水揚げ

皆様こんばんわ。
昨晩は出港しました。

出現した魚は
スズキ、シログチ(イシモチ)、サッパ、アカカマス、コノシロ、カタクチイワシ、サンマ、クロダイ、テンジクダイ、マイワシ(大羽)、マエソ、マアナゴ、ヒガンフグ、シリヤケイカ、コウイカ、ツバクロエイ、トビエイアカエイ、ホシザメ、ドチザメ、クルマエビ、シバエビ。

先日、穫れたてメール会員の方からアカクラゲの話をいただきました。
最近、船釣りに行くとアカクラゲに仕掛けがやられてしまう。とのことでした。
確かにアカクラゲ多くなってます。特に今年は。
魚と混ざると最悪で、運搬船で仕訳の際、ピチピチ魚が跳ねるのでアカクラゲの触手が目に入ります。
涙と鼻水がでますし、目があけられません。
ベテランから聞くとクラゲは昔はそれほどいなかったと聞きます。
直立護岸がクラゲの子供の時(ポリブ世代)に最適の場所らしいです。
現在の直立護岸は高度経済成長期にできました。

先日、映画アフターアースを見にいきました。
全ての動物が人間を排除するため進化し、狂暴化し人間は地球を追い出された後のストーリー。
自分たちの作り出した環境に苦しむという意味では私たちにも共通の部分があると思いました。
都会の人たちは日常で人以外の生物に遭うことがないので、環境の変化に気づかない事が多いようです。
気づいた時に手遅れになっていては仕方ないと思います。
自滅するかしないかは自分たちにかかっていると思います。

乗組員 山本浩司

大平丸 2013年6月23日 水揚げ

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皆さんこんにちは。
昨晩は出港しました。

出現した魚は スズキ、コノシロ、ボラ、サッパ、、シログチ (イシモチ)、アカカマス、ギマ、ダツ、タチ ウオ、アオアジ(マルアジ)、ヒイラギ、ダ ツ、イボダイ(幼魚)、マサバ(幼魚)、ホウ ボウ(幼魚)イシダイ(1)、サンマ(1)、 ツバクロエイ、トビエイ、アカエイ、ホシザ メ、ドチザメ。

昨晩は月明かりで陰がてきるぐらい明るい夜で した。
サンマが一匹網に巻いてきました。
内湾ではほとんど出現せず、年に2〜3匹ほど 見る事があります 巻いてきたため状態は悪いですが、珍しかった ので画像送信致します。 5月にもサンマの稚魚が何匹か船橋港内に出現 してました。 ベテランに聞くと30年ほど前にサンマが群れ で湾内に入ってきた事があったと言っておりま した。
なにかの予兆か!?と思いました(←すぐそう 思ってしまいます(笑)

乗組員 山本浩司

大平丸 2013年6月16日 水揚げ

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皆さんこんにちは。
昨晩は出港しました。

出現した魚は
スズキ、コノシロ、マイワシ、カタクチイワシ、アカカマス、イシモチ、ボラ、サッパ、サワラ(サゴシ)、タチウオ、マサバ、クロダイ、テンジクダイ、ダツ、ギマ、ホシザメ
ボラ、スルメイカ、サクラマス(1)ギンポ、アカエイ、トビエイ、ツバクロエイ
シリヤケイカ、コウイカ、アオリイカ、スルメイカ。

今日は夜行虫いっぱいいました。途中から雨が降ってきて雨の刺激でキラキラと夜行虫が光って綺麗でした。沖では局所的に赤潮が発生していました。夜行虫は赤潮を形成していますので船が上を通ると強く輝きます。

1m30cmくらいの大きなツバクロエイと遭遇。悠然と泳いでいました。

季節はずれのサクラマスと捕獲。この時期に穫れるのは珍しい。(画像有り)

乗組員 山本浩司

大平丸 2013年6月14日 乗組員のぼやき

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皆様こんにちは。
ただいま浚渫船の監視当番で幕張沖に停泊中です。

本日は北東の風にて青潮が発生しております。昨日からすでに発生しておりましたが。
ご存知の方はいると思います。
北よりの風が吹くと湾奥に湧昇が生じて青潮が発生します。

表層の海水が移動し、それを補うように海底の海水が湧昇します。その時海底にたまった硫化物も上昇し、表層の酸素に触れ酸化してそれが青く見えるのです。
あまりいい現象ではありませんので、東京湾で働いてる身としては正直あまり言いたくないのですが、東京湾を知ってもらう上で皆さんに知っといていただきたい現象の一つです。
岸際は貧酸素で小魚が酸素不足のため浮き上がってきます。
大量斃死につながる原因です。
根本の原因は人間が原因ですが。
なんとかならないかと思いますが、どうしたらいいかわかりません。

画像?は青潮の切れ目(茜浜付近)
画像?はただいまの停泊中の位置
この位置からだと浦安〜船橋〜花見川にかかっているように見えます。
ヘリコプターなら一目瞭然ですが、水面からだとはっきりした分布はわかりません。

乗組員 山本浩司