2016.11.8 モクズガニ

時化が多くなりました。

時化た場合は翌日の朝に網仕事をします。
網仕事は日が出て明るくなってから始めるので、今だと朝6時から開始です。
夜21時に集合しているので、時化ると網仕事まで9時間も時間があきます。
それまでどう時間を潰すか。
酒を飲んだり遊びにいったり寝たり、各人それぞれです。
こんな時に私は探索をします。
近くの川や港の岸壁を懐中電灯で照らして、生き物を探すのです。
これがおもしろいんです。
ある日は生物の影は全く見えないのに、次の日にはハゼが岸壁にびっしり群れをなしていたりします。
初夏にはテナガエビが沢山いるし、クロダイの稚魚が泳ぎ回っていたりして、見ていて飽きません。

ここ最近はモクズガニが出現するようになりました。
岸壁の水面スレスレくらいの場所にいるので、タモ(虫取り網みたいなもの)で簡単に捕まえられます。
結構な大きさです。

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こんなのが30分ほどで10匹獲れました。
このモクズガニは有名な上海ガニの仲間で、食べるとうまいらしいです。
らしい、というのは、私は甲殻類が嫌いで食べたことがないものでわからないのです。捕まえるのは好きなんですが。
結局カニは写真撮影後にリリースしました。
こんな感じで夜の探索は発見や収穫が色々とあり、面白いのです。

まあ、網とバケツをもって深夜に徘徊しているので、過去に2回、職務質問されましたケド。