台風7号と8号が1日で関東を通過しました。
1日に2つも台風が通過するなんて中々ないことだし被害が大きそうでこわかったですが、結果的に台風がそれほど強いものでもなく、関東周辺はそこまで大きな被害はなかったようですね。
台風通過後は通常、しばらくは出漁しません。
うねりが残っていたり、大雨で川から真水が流れ込んでくるせいで海の潮流が滅茶苦茶になったり漂流物がすごかったりと、まともに漁ができないからです。
しかし今回、親方は思うところあり出漁しました。
画面が小さいので分かりづらいとは思いますが、これが台風直後の海です。

漂流物だらけだし川から流れ込こんだ土砂で抹茶色です。

しかし上の漂流物の大半は竹のような軽い物体で、船にぶつかってもたいしたダメージはありません。
問題は下の写真です。
海面にちょっとした物が浮いているよう見えます。

拡大すると、直径40cm、長さ3mくらいの流木ということがわかります。

流木は水に浮きこそすれ重くて硬く、全速航行中にこんなものにぶつかると船体やプロペラに大きなダメージを受けます。
昼間なら船首の見張りが気付くでしょうが、月明かりのない夜にこんなものは発見できません。
台風直後の海はこんなものがそこら中にあるので、航行するだけでも危険なのです。
しかし今回は親方の考えが上手くあたり、トラブルもなく漁獲も好調で良い漁ができました。
話は全く変わりますが、大きなギマか網に入りました。

ギマは10年前に記事にしたことがありますが、強靭なトゲを持ちネトネトの粘液を出し売り物にもならない、我々の漁には害しかない魚です。

今回ふと手にしたギマが、身が太っていて何となく気になったので持ち帰り刺身にしたところ、なんとも甘くておいしかったので驚きました。
10年前に記事にした時にも食べたのですが、その時はなぜか全く味がしなかったのですが。
今回はこれくらいにして近々ギマについてまた書こうと思います。