コノシロ漁を継続しています。
出漁ごとに良い漁獲量があり、順調といえば順調です。
ただ、コノシロと同じ漁場に小さなマイワシの群れがいるのが困りものです。
小さなマイワシの群れが網に入ってしまうと、イワシが網の目に刺さり、網が重くて揚がらなくなってしまうのです。
先月の出漁の時に、小イワシが網に入ってしまいとても苦労したことがありました。
通常なら網を海に入れてから船に揚げ終わるまでせいぜい20分ほどなのですが、小イワシが入った時は網を揚げて次の網を張れるようになるまで、4時間近くもの時間と手間がかかりました。
やっとの思いで網をきれいに積み終え、また小イワシが網に入ったら嫌なので早くその海域を離れたいと思っていたら、その小イワシが入った網からたった300メートルほどの場所で親方はまた網を投じました。
親方はおかしくなってしまったのかと思ったら、結果はその網に入ったのはコノシロの群れで稼ぎになりました。
海の広さからすれば300メートルの距離など誤差みたいなものですが、そのたった300メートルで結果に大きな違いが出るものです。