大平丸ブログ」カテゴリーアーカイブ

大平丸 台風26号

皆さんこんにちは。
昨晩は時化でした。
台風26号に備え、昨日は帰港後すぐ増しモヤしました。
増しモヤとは綱を二重にして船を係留しておくことをいいます。
風の影響で綱が切れて流されるのを防ぐためです。
風や波の力はバカにできなく、綱は切れます。

今晩も風のため出港は厳しそうです。
台風の影響で真水が大量に流入し、風でかきまわされて海の様子はガラリと変わります。
果たしてどうなるか!?

乗組員 山本浩司

大平丸 10月14日 見せ網

皆さんこんばんわ。
今朝、見せ網がありました。
見せ網とは、私たちが実際に漁をしてるところ見てもらうイベントです。
子供から大人まで集まりました。
一番しか網ははりませんでしたが、思いのほか魚が入りました。
幕張沖で行われました。

種類は
スズキ、ボラ、アカエイ。

表層には
ダツやサヨリ、ボラが泳いでおりました。

乗組員 山本浩司

大平丸 上架場

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皆さんこんにちは。
昨晩は時化ました。

今日は青潮がかなり濃いですね。港では酸欠でマハゼ、コトヒキ、カゴカキダイ、セイゴが浮いてます。
40センチ近いスズキなんかも見れました。
なんとか酸欠から生き延びてほしいものです。
今日は船(7号)をあげて船底のフジツボをとりました。
春に上架してフジツボをとったのですが、もうこんなについていました(画像)
フジツボついてると船のスピードが遅くなります。
これだけ着いていると、5ノットは変わります。

乗組員 山本浩司

大平丸 号外

皆さんおはようございます。
昨日は出港しませんでした。
予想ははずれました。

風速8メートルで時化です。
我々の乗る小型二そう巻き網は時化に弱いです。
風が強く網をたぐっていると、網に巻き込まれて作業はしにくいです。
また二そう巻き網船は船との距離が近くナグロ(大波)
で船がぶつかり簡単に割れます※。人が船と船とを移動することはよくありますが、運悪く挟まれれば大怪我をしてしまいます。
またベテランいわく、台風後の雨の影響強く潮はまだ早かろうとのことです。
潮が早すぎると網は沈まないので、魚は穫れません。
ガソリン代も高く、海の様子悪く魚にあてがないのに出港すれば赤字になります。
乗組員の安全や稼ぎを天秤にかけて出港判断をする親方は誠に大変だと思います。

※船の素材はFRP素材プラスチックです。

乗組員 山本浩司

大平丸 お料理教室

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皆さんこんにちは。
昨日はお魚お料理教室に行ってきました。
プログラムは
東京湾のプレゼン。
三枚おろし。
湯引き。
アラ汁。

14名の方が参加。年齢は25歳〜35歳。
いつも調査をかねてスズキ(さばく魚)の名前を聞きます。
昨日は1人も知ってる人がいなかった。ショックです(T_T)
さばき方は丁寧に教えますが、実は綺麗にさばくことはさほど重要ではないと思っていて。
さばき方失敗した時のその活用の仕方とか、三枚におろさなくてもいい料理とか。なるべくゴミでないよう頭も使うとか。
暑いこの時期は新鮮な生ゴミは冷凍庫に保管して、ゴミの日にとりだして捨てましょうとか。
あえて切り方を失敗してその部位は汁に入れて見せたり。
刺身の成形で余った部位を汁に入れたり。
魚の料理の気楽さ、簡単さ、敷居の低さをアピールするスタイルです。
いろいろやってますが、家帰って魚料理する人が1人でも増えればいいと思います。

山本浩司

大平丸 船橋港

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皆様おはようございます。

昨晩は涼しげな夜でしたね。
北東の風が吹いていました。
この時期北東の風が吹くと東京湾は青潮になります。
ご覧になった方もいるのでは。
青潮の港をぶらりしていて小魚の小群を捕まえてみると、サッパの幼魚でした。
沖でも今この大きさのサッパが局所的に、かなり多く発生しています。
この魚は元気よくピョンピョン飛び跳ねます。
体長5センチ程度ですが、40センチくらい飛びます。
しかし、ボラのように上に飛ぶというのではなく横に飛んでいます。

追伸。
昨日送信した画像の魚はバショウカジキでした。

山本浩司

イベント紹介

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皆さんこんにちは。
今度添付の画像のイベントを行います。
漁場である東京湾を一望できる場所で江戸前の魚を扱った料理、ちょっとしたイベントも行います。
先着50名です。
興味のある方質問のある方は私に気軽にご連絡ください。

山本浩司

大平丸 号外

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皆様、今私は監視当番で幕張沖にいます。
画像は右のビル群は幕張副都心。
沖からだと視野が開けていてゲリラ豪雨の場所が見えます。
首都圏にいながら自然現象をくっきり目の当たりにするのは沖にいる醍醐味です。
昨晩は雷も綺麗でした。
少し怖いですが(笑)

乗組員 山本浩司