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大平丸 イベント告知 東京湾大感謝祭

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皆さんおはようございます。
イベント告知です。

11月23日に東京湾大感謝祭というイベントがあります。
今回が第1回目ということです。
これを機に多くの人に東京湾の魚や環境について知って欲しいと思います。
私もボランティアスタッフとして尽力したいところですが出港の時間次第です。
行けたら行こうと思います。

チラシを添付しておきます。
詳細はチラシを確認してください。

乗組員 山本浩司

大平丸 網仕事 

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皆さんこんにちは。
本当に時化がよく続きます。
本日も網仕事。

網仕事の内容を少し。

漁の過程で網には大小様々な無数の穴があいてしまいます。
人の手では決して破れるようなものではないのですが、魚の歯、魚の鰭、アカエイの毒針、底にある障害物にひっかかる、潮の早さ、などで切れてしまうことがあります。
その穴をふさぎます。
スズキなどはなかなか賢く、穴を見つけて逃げてしまうのです。目がいいんですね。
目の大きい魚は目が良いようです。

乗組員 山本浩司

大平丸 台所 ワカシ

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皆さんこんばんわ。
今朝とれたワカシです。
定番三品です。
アラ汁、刺身、漬け、です。
刺身を作りながら切れっぱや切り損じはアラ汁と漬け汁にホイホイ入れて同時に三品仕上げます。
頭、骨、皮まで使用した無駄の少ない三品です。
ワカシの刺身は3日くらいおくと旨みが増します。
私はあまり気にしないで食べたい時に食べてしまいますが(笑)

乗組員 山本浩司

大平丸 2013年11月15日

皆さんこんにちわ。
昨晩は出港しました。

出現した魚は
スズキ、ワカシ、マダイ、サッパ、チダイ、クロダイ、マアジ(豆)ボラ、タチウオ、アオアジ、ゴマサバ、オキヒイラギ、ウナギ(1)、ヒガンフグ、アカカマス、アカエイ、シリヤケイカ。
クラゲなし。
夜光虫なし。

いいサイズのマダイが入りました。70cm程度のものがポツポツ。マダイの大きいのが入るとやはりめでたい気分になります(^-^)
ボラは2キロくらいのが入りました。カラスミが入っているか確認したかったですが、出荷されてしまいました(^_^;)
今晩のおかずはワカシです。
煮つけ、刺身、漬け、アラ汁です。胃内容物にはサッパが二匹入ってました。
今全国的にとれてるみたいで、スーパーでも割とみかけます。ボリュームのわりに安いです。
そういえば港でカタクチイワシを見ましたが沖では見ませんでした。

乗組員 山本浩司

大平丸 イベント告知

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皆さんこんにちわ。
昨晩も時化でした。
最近はもっぱら網仕事です。

さて今週土曜日は恒例の船橋港朝市です9時から10時半ころまで。
是非いらしてください。

追伸
今、港にカタクチイワシが入ってきてます。入れ食い状態です(^-^)

山本浩司

大平丸 2013年11月8日

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皆さんこんにちは。
昨晩は出港しました。

出現した魚は
スズキ、コノシロ、アカカマス、イシモチ、オキヒイラギ、ダツ、ボラ(イナッコ)、ヒガンフグ、アカエイ、ツバクロエイ、トビエイ、シリヤケイカ。

今日は大きなボラは見かけませでした。南に下ったのか。内湾ではあまりカラスミをもった個体はみないですね。
南のほうではカラスミを持ったボラがとれるとのこと。
今日は20cmほどのイナッコばかりピョンピョンはねてました。今年生まれたものでしょう。おかずで干物にしようとしましたが確保しそこないました(笑)
傷もののアカカマスを確保、さっと干して今晩は天ぷらです。
カマスは鮮度が落ちやすく鮮度落ちしたカマスはさばきにくいです。帰ったらすぐ下処理です。

乗組員 山本浩司

大平丸 2013年11月1日

皆さんこんにちわ。
昨晩は出港しました。

出現した魚は
スズキ、ワカシ(ブリ)、タチウオ、マサバ、ゴマサバ、サッパ、アイゴ、アカカマス、コハダ、ボラ、イシモチ、アカエイ、シリヤケイカ。

昨晩はワカシの群をとらえました。ワカシはブリの子供、出世魚で名前か変わります。
ブリは地方によってかなり呼び名が変化します。
船橋では
ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリです。
使い勝手がいい魚です。
私は頭はアラ汁、カマは塩焼き、身は刺身、漬けにします。
胃袋も珍味でなかなか美味いです。
ほとんど残さず食べてしまいます。
新鮮な胃袋は臭くなくて良いです。胃内容物を取り出し丁寧に洗います。
適当な大きさに切って塩こしょうして、フライパンで焼くだけです。
魚なのにホルモンのようです。

乗組員 山本浩司

大平丸 2013年10月31日

皆さんおはようございます。
昨晩は出港しました。

出現したお魚は
スズキ、チダイ、マダイ、イボダイ、イナダ(ブリ)、タチウオ、カンパチ、マアジ、サッパ、カタクチイワシ、アカカマス、コハダ、ボラ、マルアジ、アカエイ、シリヤケイカ、コウイカ。

昨晩はチダイの群をとらえました。赤色がわっと沸き上がるとテンションあがります。
チダイとマダイは似てますが違います。
瞬時に簡単に見分ける方法があります。
エラの先っちょが赤いのが、チダイ。
尾鰭のふちが黒いのがマダイ。
生態は似てると思います。大概同じような場所でとれますが、とれるタイミングは違うような気がします。

乗組員 山本浩司

大平丸 2013年10月29日

皆さんおはようございます。
昨晩は出港しました。

出現したお魚は
スズキ、コノシロ、サッパ、カタクチイワシ、アイゴ、タチウオ、マイワシ、ボラ、ワラサ、マサバ、ゴマサバ、アカカマス、マダイ、マルアジ、ヒガンフグ、アカエイ、シリヤケイカ。

最近は急に寒くなりましたね。
夜、見張りでオモテにいるとぐ冷えます。
しかし、海水が手に触れるとまだ暖かい。
水温のほうが遅れて変化するからです。

今年もサバがまとまってとれないです(>_<)

乗組員 山本浩司

大平丸 台所(コノシロ)

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皆さんおはようございます。
コノシロについて書きます。
魚ヘんに冬とかいて鮗(コノシロ)。冬が旬です。
東京湾で本当によくとれる魚です。
出世魚でコハダの大きくなったものです。シンコ→コハダ→コノシロです。
春に産卵しますが、今くらいから栄養を溜め込み、春の産卵に備えます。
市場では安く、スーパーでも安価に手に入れることができます。オカズで持って帰っても親方に怒られない魚種でもあります(笑)
とれたてはゴリゴリして堅いので、私は一日二日くらい寝かして少し柔かくなり旨みもでてきたところを食べます。
この魚美味しいのですが、少々小骨が多いのが弱点で、その弱点をうまくかわし美味しく料理できるのがこのなめろうです。
なめろうは魚を細かく叩き切って作る料理です。
骨の多いコノシロでは骨ごと叩きますのでカルシウムも多く良いのではないでしょうか。
またコノシロの持つ独特の臭みも、しょうが、ねぎ、大葉で抑えることができます。

最後残ったらお湯をかけてなめろう茶漬け(まご茶)も良いです。
その際は白湯だと味が薄まりすぎてしまいます。
お湯1リットルに10g〜15gくらい塩を入れて食べてみてください。
うまいですよ☆

乗組員 山本浩司