2016.3.5 出漁

今期の漁が始まりました。
初漁の成果は大セイゴがまずまず獲れました。

夜の出港なので寒いです。
ゴム合羽の下に暖かい服を重ね着するのでモコモコになり、
動きづらくて嫌になります。
そして網を張って体を動かすと暑くなって汗をかきますが、次の魚群を探すためにちょっと間があくと、途端に体も冷えるし汗で濡れた服が冷たいしで、これまた嫌になります。
テレビで北国の漁師が雪の中で働いてるのを見ると、(強いなあ)とつくづく思います。
まあ同じ人間だから北国の人達だって寒いに違いないでしょうが、
そこは気合で乗り切っているんでしょうね。
それが仕事であれば耐えるしかないですものね。

しかし私としては、早く暖かくなってほしいです。
私が根性なしという話だけではなく、船橋の巻き網に潤いを与えてくれる魚は初夏から晩秋くらいに多く獲れるのです。
今の時期は出港しても燃料代分の稼ぎにもならない日もあるくらいです。
とにかく早く暖かくなってほしいですが、異常気象で暖かくなるのは
人にも魚にもよろしくないですから、しばらく辛抱するしかないですね。