2026.2.17 ボラ

近場の漁場からコノシロの大きな群れが居なくなりました。

前々回の漁ではコノシロの群れを探しつつも見当らなかったので、手ぶらで帰るわけにもいかないのでボラを獲りました。

今の時期はプランクトンが少ないので海水も澄んでおり、夏場には強くなることもあるボラの臭みがありません。

今回漁獲できたのは平均で1kg少しの型が揃ったボラでした。

ボラは単価が安いので親方に言えばオカズとしてもらえます。

入社3か月目の若者が自分で捌いて食べてみたいと言い、魚捌きに挑戦していました。

彼は魚を捌くのは初めてとのことでしたが、包丁の扱いのスジが良く、うまく捌けていました。
そして刺身で食べておいしいと感動していました。
(屋外のあまり衛生状態のよくない場所ですが、ここでやっているのはウロコ落としと内臓の処理までで、あとは家に持ち帰ってキッチンで捌いてます)

魚を捌くのがかなりおもしろかったらしく、今後もやっていきたいと言っていました。

この魚捌きを楽しいと思える感性はとてもお得です。

冬のボラや秋のイナダなど、おいしいのに価格が安い魚が大量に獲れた時、親方は好きにオカズにしてよいと言ってくれます。

しかしわが船団の大半は、捌くのが面倒だからと貰わないのです。

そこでこの新人君のように捌くのを楽しいと思えれば、それこそ獲れたての新鮮な魚をタダでおいしくいただけるのです。

趣味が実益を兼ねるのはお得だと思います。