2026.1.31 走りモヤ製作

今までの漁場からコノシロが居なくなりました。

直近の漁では網を5回張ってようやく20トン程獲れました。
ほんの2か月前は1回の網で50トンは獲れていたのが、年末年始の休みを挟んだら漁獲がこれだけになってしまいました。

何が原因でコノシロの群れが急に居場所を変えたのかは、私にはわかりません。
コノシロが今の漁場に戻ってくるか、それとも我々が漁場をかえるか、また結果は追って報告します。

コノシロが居ないので時化率が高くなっており、時化仕事で私は今、走りモヤを作っています。

走りモヤとは航行時に網船の船首を繋いでいるモヤのことです。
網船は航行時は船首を走りモヤ、船体後部を網で繋いで走ります。

走りモヤにはかなりの負荷がかかるので、太い綱と金属製のチェーンを用いて製作します。

チェーンを通す部分には「コース」と言うロープ保護具をつけます。
私が指さしているものがコースです。
ただこのコース自体も金属なので、ロープを更に保護する為にコースが当たる部分に細いロープを巻きます。

航行時にこの走りモヤが切れてしまうと2艘は急激にコントロール不能になり、転覆の危険性がかなりあります。

転覆は絶対に嫌なので、丁寧にしっかりと作ります。
このあと更に、細かい目の網を使って擦れ対策をするのですが、その作業はまたいずれご紹介したいと思います。

 

 

海が荒れていると走りモヤへのダメージはかなりのものです。

四年近く使用した現在の走りモヤです。かなり痛んでいます。
早く交換せねば。