2024.1.13 クラゲ 数え方

10日に今年初の漁に出ました。

去年の最後の漁が12月20日だったので三週間ぶりです。

漁獲はコハダが少々混じったもののコノシロが獲れ、まずまずの初漁でした。

漁の結果はよかったものの、海には異変が起こっていました。

幕張沖に大量のミズクラゲの群れが居たのです。

私の今までの経験では、今の時期にその場所にミズクラゲの大群が居るなど考えられないことなので、非常に驚きました。
(上の写真は過去画像の使いまわしです)

周囲の話をまとめると、去年の12月まで続いた温かさの影響で、普通なら冬に寒さで消えるクラゲが越冬して生き延びているのではないか、ということになりました。

我々には対処しようのない原因なので手の打ちようがありませんが、とにかく困ったものです。
今後も我々はクラゲに悩まされ続けることになりそうです。

ところで、クラゲの数え方ってご存知でしょうか。

1匹? 1尾? 1体?

私はわからなかったので「クラゲ 数え方」で検索したところ、
一番上に出てきた結果は
「クラゲの数え方は1桶(おけ)、2桶だそうです」とのことでした。
次点で「クラゲ 匹」と出てきました。

おけ?

日本国語大辞典のコトバンクによると、
「水母桶・海月桶(くらげおけ)
食用のクラゲを塩漬けにしておく桶」
というものがあり、江戸初期の俳諧には既にでてくるようです。
そしてこの桶をクラゲを数える単位にした、という説があるようです。

検索結果をざっと流し読みした限りでは、辞書系のサイトでは「匹」、個人ブログでは「桶」と説明される傾向が見受けられました。
当てにして検索しておいてなんですが、クラゲを「桶」と数えるなんて聞いたこともありません。
ちょっと信じがたいので、私はクラゲは「匹」で数えることにします。
OK?