今月の初め頃、テレビで「東京でクラゲが大量発生」というニュースが複数の局で流れていました。
映像では川面いちめんが隙間なくクラゲで覆いつくされており、見た人は驚いていました。
過去に何回か記事にしていますが、海では、クラゲの大量発生や一面に広がっている光景などはずっと昔から普通のことで、珍しくもなんともありません。
ただ気になるのは、今年はそれ(水面を覆いつくすクラゲ)が、今まで起こらなかった川で見られたことです。
今月になって出漁して、その理由がわかりました。
今年はクラゲの量が例年に比べてだいぶ多いです。
漁場も漁場以外の海域も、とにかくクラゲだらけです。
クラゲの量なんぞ量りようがないので正確なデータなどはありませんが、船橋の漁師は皆、口をそろえて今年はクラゲが多いと言ってます。
大量に発生したがゆえに、今までは見られなかった場所にまで風で吹き流されていったのでしょう。
このミズクラゲは食用にならず使い道がないうえに、沿岸施設の海水取水口を塞いでしまうという害を及ぼします。
別に普段通りの量なら、まあ昔からのことだからしょうがない、と我慢できますが、大量発生は勘弁してほしいです。
ほんとにもう、「東京湾でクラゲが大量」ではなく、「東京湾で魚が大漁!」というニュースが流れることを期待しております。