2月いっぱいは船の整備と網の補修で、それぞれのチームに分かれて働きました。
毎年のことですが太陽の力、紫外線の強さに驚かされます。
寒いので皆、服を何重にも着込み完全防御で仕事をするのですが、網仕事は基本的に指先を使う細かい作業です。
それゆえ手だけは常に露出しており、その結果、袖から出ている手先だけ日焼けします。
考えてみるとこういう日焼けのしかたってあまりないと思います。
手袋をした部分だけ日焼けせず、手先だけ白いというほうがよくあるパターンかな、と思います。
船橋港内の漁師を見ていると、手袋をして網仕事をしている人もいます。
手袋をはめて精密作業をこなす仕事もあるし、できる人にはできるのでしょう。
ちなみに大平丸で一番仕事が早くて正確な網長は、指先の開いたオープンフィンガーグローブをはめています。
私には網仕事は素手でないとやりづらく、今後も手袋はしないと思います。
素手感覚で仕事ができる手袋があれば、喜んで使うのですが。
さて、網補修も船の整備もそろそろ終わり、まもなく出漁です。
今期こそは良い漁を期待しております。
ただ今回は書く時間がなかったのですが、海の様子で変化がありました。
船を陸に上げたときに、船底に前例のない物体がへばりついていたのです。
どうやら「カンザシゴカイ」という生物の一種のようですが、近いうちに記事にしたいと思います。
少し下に写真を載せますが、ウネウネ系が苦手な方には目に毒なので、ご注意ください。