めっきり涼しくなってきました。
雨模様の天気が続き、日中でも肌寒いですね。
それでも最高気温も最低気温も、今月初旬からすると、せいぜい10度ちょい下がった程度なんですよね。
アメリカのデンバーでは今月、7日に33度だった気温が、翌日は1度にまで下がったとのニュースがありました。
砂漠のような極端な環境では1日の気温差が50度ちかくあるという話は聞いたことがありますが、普通の都市部の日常でこんな気温差があるなんて、冗談ではないですね。
「暑い!!」と言いながらタンクトップでカキ氷を食べていた翌日には、セーターの上にダウンジャケットを着込んで熱々の煮込みうどんを食べるような状況です。
衣替えが間に合いません。
こたつを出す間もありません。
こんなことはしょっちゅうあることではなく、特殊な気象条件が揃ったからなのでしょうが、まあ身近では起こってほしくないですね。
さて、我々の話をしますと、今月半ばほどから、ジンタが網に混じるようになりました。
ジンタとは、マアジの特に小さいやつで、スーパーなどで「豆アジ」として売られているようなサイズを指します。
「昔はこんな場所にアジなんて居なかったんだがなあ」
というような場所で入ります。
たいした量も獲れず値段も安いですが、これがおつまみにすると最高なんです。
小さいから調理をするのは大変なので、エラと内蔵だけ取って揚げるのが楽です。
揚げれば頭ごと食べられます。
私は南蛮漬けにするのが好きです。
南蛮漬けって、野菜は生で栄養があるし、お酢はけっこう使うし、小魚を頭ごと食べられるし、なんだかとても体に良さそうな感じがします。
ひとつ留意点として、頭ごと全部食べられるということは、骨などのカルシウムはお酢によって漬け汁のほうに溶け出しているということです。
なので、カルシウムを取りたければ汁も共に摂取するのが良いようです。
その場合はやはり、汁の味付けは薄味にして醤油の使用は控えめにすべきでしょうね。
まあ私は、栄養摂取のみのために食べるのではないので、汁は濃いめの味付けですが。