9月7日午前6時。
漁を終えて帰港し、魚を水揚げしていた時のことです。
上空に美しい虹が現れました。
この写真ではかなり見づらく、スマホではたぶん見えないかもしれませんが、虹が二本かかっています。
二重虹
(ふたえにじ、ダブルレインボー)というらしいです。
以前も見たことがあり、記事にしたことがありました。
この二重虹はなかなか珍しい現象なので、見たならば吉兆、もしくは今まで頑張ったことに対する祝福、ととらえる考え方があるようです。
ちなみにこの日の水揚げですが、今年ナンバー1のスズキの漁獲量でした。
具体的に言うと、普段は1回の出漁でスズキが2トンも獲れれば御の字なのに、この日は4トン獲れました。
前回記事の2019年1月16日は、コノシロを大量に獲った日だったし、今回はスズキが大漁でした。
私は人生で二重虹を見たのはこの2回のみです。
今のところ私にとってこの二重虹は、確かに豊漁の祝福と言えます。
皆でこの虹を見ていた時、ふと、逆網(サカアミ)船長が真顔で私に問いかけました。
船長 「ああいう虹ってどうやったら出来るか知ってる?」
私 「(虹のできる条件?ええと、雨が降った後に太陽がどうのこうのだけど、、、しかも二重って、、、) わかりません。」
船長 「スズキを4トン獲ればいいんだよ」
私 「ぎゃっふぅん!!」
まあね。
仕事中にこういう冗談をサラッといえる、
サウイフモノニ ワタシハナリタイ