皆さんこんばんわ。
今日は最近新しく入った新人の歓迎会。
新人の優作君は24才の歓迎会です。
共にがんばっていく仲間です。
乗組員 山本浩司
皆さんおはようございます。
昨日は出港しませんでした。
予想ははずれました。
風速8メートルで時化です。
我々の乗る小型二そう巻き網は時化に弱いです。
風が強く網をたぐっていると、網に巻き込まれて作業はしにくいです。
また二そう巻き網船は船との距離が近くナグロ(大波)
で船がぶつかり簡単に割れます※。人が船と船とを移動することはよくありますが、運悪く挟まれれば大怪我をしてしまいます。
またベテランいわく、台風後の雨の影響強く潮はまだ早かろうとのことです。
潮が早すぎると網は沈まないので、魚は穫れません。
ガソリン代も高く、海の様子悪く魚にあてがないのに出港すれば赤字になります。
乗組員の安全や稼ぎを天秤にかけて出港判断をする親方は誠に大変だと思います。
※船の素材はFRP素材プラスチックです。
乗組員 山本浩司
皆さんこんにちは。
昨日はお魚お料理教室に行ってきました。
プログラムは
東京湾のプレゼン。
三枚おろし。
湯引き。
アラ汁。
14名の方が参加。年齢は25歳〜35歳。
いつも調査をかねてスズキ(さばく魚)の名前を聞きます。
昨日は1人も知ってる人がいなかった。ショックです(T_T)
さばき方は丁寧に教えますが、実は綺麗にさばくことはさほど重要ではないと思っていて。
さばき方失敗した時のその活用の仕方とか、三枚におろさなくてもいい料理とか。なるべくゴミでないよう頭も使うとか。
暑いこの時期は新鮮な生ゴミは冷凍庫に保管して、ゴミの日にとりだして捨てましょうとか。
あえて切り方を失敗してその部位は汁に入れて見せたり。
刺身の成形で余った部位を汁に入れたり。
魚の料理の気楽さ、簡単さ、敷居の低さをアピールするスタイルです。
いろいろやってますが、家帰って魚料理する人が1人でも増えればいいと思います。
山本浩司
先程家の近くの小学校に夏休みの特別授業に行ってまいりました。
題して『ふしぎ発見!東京湾』です。
漁法、東京湾の魚の多様性と生態系、干潟の重要性を伝えました。
五年生、六年生が対象の自由参加型です。
実際の魚を持っていき触ってもらいました。
なかなか良い反応でしたよ☆
スズキを知っていたのは、33人中4人。
船橋港に行ったことがあるのが2人。
ホンビノス貝を知っているは0人。
もっとがんばろうと思いました。
せめて船橋に海があることを、前浜の海で日本一穫れる魚がスズキということは知ってもらいたい。一種類でも魚の名前を覚えてもらいたい。
そういう思いです。
海や魚が好き→海や魚を守る、食べる。
そうなることを信じています。
乗組員 山本浩司
今、海の上にいます。
幕張沖です。
この時期、海は赤茶けた色をしています。
豊富な栄養塩のもと水温があがりプランクトンが大量に発生しているからです。
局所的に赤潮も発生しています。夜間その上を船が通ると緑白色に光ります。夜行虫がいるからです。
透明度のない海はやはり汚いイメージをもたれてしまいます。
この色が人々を東京湾から遠ざけている気がします。
南風がふけば、湾奥の船橋港には人が捨てたゴミや流れ藻があつまります。
景観が悪くなりこれも人を遠ざけてしまいます。
この流れ藻の中に様々な稚魚たちが息づいています。
実は身近な海東京湾にたくさんの種類の生物が存在していることをなんとか発信したいところです。
画像は先日船橋港の岸壁にいたトビウオ赤ちゃんの群れ(画像2)とシーラの稚魚(画像3)
この時期になると、流れ藻につくカエルアンコウ科のハナオコゼなんかもたまに顔をみせます。超可愛いいです(≧▽≦)
乗組員 山本浩司