皆さんこんにちは。
昨晩は出港しました。
マイワシが少し入りました。
大きな群れがいるかと思いましたが、空を見るとその様子はなさそうです。
最近は冬にマイワシが見られる傾向があります。
がっつり秋に入ってきて欲しいのですが。
乗組員 山本浩司
皆さんこんにちは。
昨晩は出港しました。
マイワシが少し入りました。
大きな群れがいるかと思いましたが、空を見るとその様子はなさそうです。
最近は冬にマイワシが見られる傾向があります。
がっつり秋に入ってきて欲しいのですが。
乗組員 山本浩司
皆様こんばんは。
昨晩は出港しました。
シロギスとカワハギ、ホウボウまとまって入りした。
カワハギのざらついた皮の感触がなんとも軍手になじむというか心地良く。
ドチザメの肌感に似てます。
カワハギを肝醤油でいただきたいと妄想したながら氷で〆ておりました。
ホウボウはやはりテンションあがります。あのヒレはいつみても美しいです。
高級魚でなかなかおかずで持っていくことはできませんが(笑)
網に刺さる魚がほとんどシロギス。
こんなにシロギスが入ったのは始めてかもです。
ああぁ天ぷら食べたい!と思いながら拾っていました。
そういえばコモンカスベもよく見ました。形はアカエイみたいですが、
この魚は毒針がないんです。
警戒する必要はありません(^^)d
ムニエルにしてよく食べます。
実は私、おかずのことばっかり考えて魚とってます(笑)
これらの魚が入るというのはそういう底質なんですね。
ここまで言えばどこでとったかわかる人もいるかもですね。
内湾では限られてきますからね。
東京湾内湾といっても多様な環境があるんですね。
湾を把握するなんてとても無理だと思います。だからこそ面白いと思います。
海中を想像してますが潜って見てみたいものです。
乗組員 山本浩司
皆様こんばんは。
昨晩、おとといと出港しました。
イナダ入ってきました。
例年よりかなり遅いですね。
やっとです!
もう来ないかと思いました。
イナダは網にかかるとゲロっちゃうみたいで、まず胃内容物のカタクチイワシが網にひっかかってあがってきます。
だからイナダがかかると姿が見えなくてもわかるんですね。
酸欠でしょうか。
わりと高速で泳いでそうなイナダは網で動きを止められれば調子悪くなりそうですもんね。
スズキもゲロったりします。
でもイナダほどでは。
とにかくむさぼるように餌(カタクチイワシ)を食ってイナダサイズでも脂ののりがすごい!
腹身はトロみたいになってます。
乗組員 山本浩司
皆さんこんにちは。
昨晩は出港しました。
マルアジ、マアジ、マサバの混じりでした。
いずれも小群れをとらえました。
マサバもいましたね。
まだまだわかりませんね。
うろついているようですね。
いいサイズのワラサも入りましたよ~。
珍しいところでハンマーヘッドシャークも入りました。
もう少し南では頻繁に見れるみたいですが。
ここらで見れるのは70センチくらいの小降りのものばかりです。
なので全然怖くないですね。
乗組員 山本浩司
皆さんこんばんは。
29日の晩は出港しました。
アオアジの群れとらえました。
アオアジといっても緑がかってます。
あんなにとれたのは初めてでした。
アオアジは地方名で種名はマルアジです。この辺ではマルアジはアオアジと呼びます。
すっかりサバはいなくなってしまいました。
一瞬ですね。残念(>_<)
餌を食って湾の外に行ってしまったのでしょうね。
ワラサの群れもとらえました。
小さい群れですが。
例年はイナダサイズが多いのですが、ワラサです。
なかなかのサイズ。
魚倉にいれる時はなかなかの暴れっぷり。遊泳力ありますもんね。
ワラサは出世魚で東京湾では
ワカシ➡イナダ➡ワラサ➡ブリ
となります。
この魚は地方によって呼び方変わりますので要注意。
私は以前三陸に住んでいたときはワカシはショッコと呼んでいましたし、築地ではワカシサイズをフクラギとか呼んでいるところありますね。
一般消費者はこんなことわからないからブリの子供にしとけばわかりやすいんですがね。
魚の呼び名はTPO をわきまえて(笑)
マダイとチダイの群れも入りました。
マダイとチダイも似ていて普通の人はわからないかもしれません。
私は尾びれの縁が黒い(マダイ)ので見分けるのが好きです。
困った時はGoogle先生で画像検索です。
Google先生とはGoogle検索のことです笑
キーワードは「マダイ チダイ 違い」ででてきます。
相場が違いますので知っておいたほうがいいでしょう。買う時は要注意です。
乗組員 山本浩司
皆様こんばんは。
昨晩は出港しました。
漁のほうは手短に早めの帰港でした。
小潮まわりですが意外に潮早くアバ手が(綱)が入ってこず参りました。
東京湾は潮が早いのは特長の1つだと思います。
数時間で数千トン?(わからない)の海水が動くわけですから月の引力ってほんとすごいなって思います。
混じりでトラフグが数匹最近よくみかけるので印象的。
あと気になるクラゲがぽつぽつ。
ビゼンクラゲというやつだと思うのですが。例年は年一匹程度でしたが、今年はよく見ます。
山本浩司
皆さんこんにちは。
少々さぼっておりました。
申し訳ありません。
さぼりをとり戻すがごとく長文です(笑)
先週はなかなか良かったです。
サバが入ってきてます。
昨年、一昨年と全然入ってこなかった(>_<)
湾に入ってくるかは運です。
今年は来てます。でもいつまでいるかはわかりません。
小指ほどカタクチイワシの大群とも遭遇しました。本当にすごい群れだった。
きっとそれを食べに来てるのかもしれませんね。
群れを見つけるのはなかなか簡単ではないですね。
親方が魚群探知機で探しているわけですが。
それでもうちの親方は獲るのうまいですよ
他船がとれなくてもとる。
またサバは下に逃げるようで網をはって、網をまくときには逃げきられてしまうこともある。
先週はマサバの比率が多かったです。
ゴマサバ少し混じってました。
この二種は見た目は似ていてるのですが、腹にゴマ模様があるのがゴマサバです。中にはゴマ模様が薄くて見分けにくいのもあります。そういうときは少し斜めから見てください。
そうするとゴマ模様が良く見えるようになります。市場ではゴマのほうが安いです。皆さんスーパーで買う時は要注意です。損をしないでください。
サバとだけ書いてあると、マサバとゴマが混じって売っていることあります。
味のほうはというと、味音痴な私には両方とっても美味しく感じます。
幸せですね笑
あと硬さにも違いがある。マサバのほうが硬く、ゴマサバは柔らかい。
仕分けの時にたくさん触りますのでよくわかります。
遺伝子が違うのでワイルド種が混じることはできないと思っていましたが、マサバとゴマサバのハイブリッドが希にいます。不思議ですね。
自然界は人間のルールにはのっとってないんですね。おもろです。
水中ではマサバとゴマサバの群れは分かれて泳いでいるのでしょうか。網でまとめちゃうのでわからんですね。ダイビングして確認するしかないですね。
いずれも脂がよくのっています。
一匹食べると胃がもたれそうなぐらいです。脂質はどれぐらいなのでしょう。
ノルウェー産にも負けないのでは!?
松輪サバが有名ですが、一説では我々のとってるサバと系群が同じと言われています。
海図をみれば、わかります。近いですね。海に境はなく別になんの不思議もないですね。
面白いのは同じ群れでも水揚げの港が違うと値段が変わるということです。
関サバでも同じことがおきてるらしいですね。
魚にブランドって結構いろいろ難しい思います。
本当に局所的な特徴があるところだったり生態的に根付きの魚とか。
泳いで移動しちゃうしムラもあるし。
魚種によっては同じ湾でも太り具合の傾向が違う。年々によっても違う。
そう考えると千葉県産とはなんともおおざっぱです。東京湾産の中でもムラがあるのですから。
でもそんなのは魚屋にもわかるよしもないです。
なのでスーパーでどこかの産地を買って失敗した時もその産地に失望しないでください。
海は広いですからその一匹だけを食べてその産地を否定するのは早計といえると思います。
魚屋の鮮度管理の影響、〆方でも味変わっちゃいますし。
春夏秋冬タイミングを変えて最低でも10匹くらいは食べてみると少しわかってくるかもしれません。
私も制覇にははまだまだ遠いです。
一匹をさばくことがあったらは内脂肪(胃袋や腸にくっつく白い固まり)や皮下脂肪、卵巣、白子の蓄え率などもよく観察すると良いでしょう。
傾向をつかんでおくと参考になります。
その年の気候によって多少傾向が違います。気候によって成長率が変わるし他種(餌の量)なども関わっているのだと思います。
こういう傾向は現場に行っててかつ魚を食べまくってないとわからないと思います。さぼったらすぐわからなくなってしまうと思います。プロの料理人が現場まに来てよく魚を見て話を聞いたりするのが良くわかります。きっとそういう料理人は本物なんですね。
魚って本当に奥が深いです。
安易に語れないです。
ちなみに先週はスズキも好調でした。
お隣さんも大分とってましたし。
しかも元気がとっても良い。
手が傷だらけです。
メッチャ暴れるからヒレがつき刺さります。エラ蓋でスパっと指が切れてしまいます。
そういうときはマーキュロバンです。700円もする絆創膏これは完璧に海水の侵入をおさえられる。重宝してます。
先週のスズキもずんぐりと重量感がありました。頭部から背中にかけて急に盛り上がっているのが多かったですね。
夏が旬と言われていますが、まだまだ全然イケてます。
今のスズキはまだ白子(精巣)、卵巣が発達し始めたところです。
これから徐々に生殖巣を発達させていきます。脂質、養分もそちらにうつっていきます。冬のスズキを食べる時は卵と白子を食べてください。
卵は煮付け、白子は湯引きでポン酢がいいです。
身は脂が落ちています。
しかし、旨みは脂質だけではないです。
細胞の核酸物質にも旨みがあります。
少し寝かして食べるか、水分をとばし旨みを凝縮して食べましょう。
脂質がないならないなりの工夫をして、食べましょう。そういう食文化が日本にはあります。
卵を持った魚をとるなという人もいますが網の漁ではどうしても混じる。
不可能です。
せっかくの命ですし、丸々食べたほうがお得です。
なるべくくまなく食べてください。
頭、骨もあら汁に。
肝臓はたたいて調味料に。
胃袋はよく洗って炒めて食べてくださいね珍味です☆
丸々一匹買っていろいろ楽しんでみてください。おもろいです。
今まで知るよしのなかったその魚の情報を入手でき魚の生きざま物語が垣間見えてきます。
突然の長文すみませんでしたm(__)m
長々おつきあいいただきありがとうございましたm(__)m
乗組員 山本浩司
皆さんこんばんは。
昨晩は出港いたしました。
いい感じのサバが入ってきました。
ゴマの割合が増えてきたような気がします。
今日は混じり多くカマスもぼちぼちまとまって秋を感じました。
でもワカシは一匹しか見ませんでした。
今年は来ないのか!?
ボラも湾央にいましたそろそろ下るかな。
乗組員 山本浩司