2018.4.1 花見

先週の木曜日に花見をやりました。
ほんとうは出港予定でAM1時に集合したのですが、けっこう風が吹いていたうえ今月は海の様子がまったくもって悪いので、無理して出漁することはないと親方が判断しました。
そして網仕事ではなく、ちょうど見頃の桜を愛でようということになりました。
会社から歩いて30分ほどのところに、川を挟んで桜並木が続いている美しいお花見スポットがあり、毎年いまくらいの時期に時化ると、そこで花見と酒盛りをするのが恒例なのです。
そのような訳で木曜日、朝3時から花見を始めました。
ちなみに翌日の金曜日は予報が完全に悪く、この花見の開始時点で金曜は時化で休みにするとのお達しがありました。そして土曜日は最初から休日なので、つまるところいきなり三連休になりました。
翌日の仕事の心配はしなくていいから、思い切り飲んでくれ!という親方の心意気です。酒もツマミも親方がお金を出してくれます。

ちょっと話が変わりますが今月の初めの記事で、3月2日の朝4時に集合して9時まで待機してそれから出港、仕事が終わったのは21時と書きました。ちょうどその日、新聞の取材も来ていて、同じことが書かれていました。
この記事だけ読むとかなり長時間の拘束で、こんなことが毎日続くとしたらやってられない、と漁師志望の人に敬遠されてしまいますね。
詳しく書かなかった私が悪いのですが、予報ではこの日を逃すとその先1週間は時化が続く見込みだったのです。現に2日の次に出漁できたのは9日後の11日でした。だからこの2日の日は親方は何としても出漁したかったということは理解してもらえると思います。

話を花見に戻します。さっきサラリと書きましたが、朝3時開始です。
さすがに私達の他には誰もいませんでした。
しかし私には驚きだったのが、4時くらいになるとウォーキングする人たちがけっこう居るんですね。まだ真っ暗なのに、ヘッドライトを装着してたり、手にライトを持ってたりして。
私としては、(こんなに朝早くから運動するなんて、いったい何時に起きてどんな生活リズムなのだろう?)と疑問に思います。

そのウォーキングしている方々は私達をみて、(こんな朝っぱらから酒を飲んでいるなんて、一体どんな集団なんだろう?年齢は若いのからオッサンから年寄りまでバラバラだし)と色々疑問に思うことでしょうな。